大きな下げ後の反発を狙う
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リバウンドを取りに行く。リバウンドを狙うテクニックはデイトレード限らずスイングトレード、中長期の株式投資にも勿論買いのタイミングとして意識されるポイントになります。デイトレード、スイングトレードでは短期的に急上昇する確立が高いので短期の利幅をとるための絶好の狙い場となります。
「リバウンド」自体の意味は「跳ね返り」こう覚えておけばいいでしょう。よくダイエットの後の体重の「戻り」のことを指したりもしますね。
リバウンドを株式投資の場合に当てはめて考えてみると、リバウンドとは今まで下がっていた株価が急速に値を上げることです。
リバウンドが特に起こりやすい場面は株価が高値圏から急速に下げたときです。上昇トレンドだった銘柄が突如連日の大幅安を記録したりするとリバウンド狙いの買いが集まりやすくなります。
今回の世界同時株安、金融危機、北朝鮮によるミサイル発射や核実験のときにもその兆候は見られましたよね。こういった場合には例え業績の良い銘柄であっても、なりふり構わず下げまくっていたわけですが・・・
リバウンド期待銘柄選び
リバウンドが起こりやすい銘柄と起こりいくい銘柄があります。暴落する直前の株価が高値圏で動いていた場合にリバウンドが起こりやすいのは、例えば高い位置からボール、スーパーボールのようなものを落とした場合を想像してみてください。
高いところから落とせば落とすほどどんな現象が起こるか想像がつきますよね!
確かに暴落したときは大きくリバウンドする確率も高くなります。でも、下げた銘柄ならなんでもいいかというとそういう訳でもないんです。今回のように業績の良い、悪いに関わらず下げたときに狙いたいのが好業績で大きく下げた銘柄。
業績の悪い目柄は多少の反発をした後は再び大きく下げる展開になりやすかったりするんです。
業績悪化、悪材料で下げていた銘柄がもう一段暴落したときはリバウンドをした場合、戻り待ちの売り圧力も強まります。他のも銘柄に比べるとリバウンド力も限定的になりやすくなります。
逆に業績も良いのに今回のような全ての銘柄が急落する中では、連れ安してしまった銘柄は戻りが強かったりします。周りの下落にしょうがなく付き合ってしまったような銘柄は戻りも強いので狙い目です。
リバウンドは5分足でも日足でも週足でも起こります。デイトレードの場合だと5分足、日足を意識してリバウンド狙いの買いを入れることが多いと思います。
移動平均線との乖離率、ローソク足の組み合わせ、出来高等テクニカルな部分で総合的にリバウンドが起こる確率が高い状況はある程度予測が可能です。
今回の世界同時株安のときにはテクニカル指標がどれも過去最大の動きを示したり、絶好の買い場を示していましたがあまりの下げっぷりにどこでリバウンドが起こるのかの判断が難しかったと思います。
今回のような場面では一度に大量に買いを入れるのではなく、試し玉を少しずつ投入するかたちがよかったと思います。連日の急落、テクニカル指標も最大の下げを記録だけどいつまでたっても反発しない・・・。だけど誰もがここで買いたいとは思っているけど怖い・・・
こんなときは一度に持ち玉全てを使うのではなく少しずつ買い下がることでリスクを減らせることになったと思います。一度で底の底を買うのはかなり難しいですからね。
リバウンド狙いで注意したい点
ズバリ、欲張りすぎないこと!!これ大切ですよ。まだまだ戻る、もっと騰がる!ついついこう思ってしまいますよね。
しか〜し!欲張ると痛い目にあいますよ。腹八分目を心がけましょう!せっかく利益が乗ったいたものを溶かしてしまっては元も子もないですからね。